令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(9)

座長:森田 篤(前田建設工業)

[VI-661] 水圧ハンマを用いた切羽前方弾性波探査システムの開発

〇三宅 由洋1、岡崎 雄一1、東芝 崇2、佐藤 礼3、古市 圭典4、鹿嶋 辰紀4 (1.株式会社大林組、2.日本基礎技術株式会社、3.株式会社日本地下探査、4.国土交通省北海道開発局)

キーワード:TSWD、弾性波探査、水圧ハンマ、山岳トンネル、切羽前方探査

山岳トンネル工事において、坑内から行う前方探査手法に、先進ボーリングの削孔振動を使って地山の弾性波速度を得るTSWD(Tunnel Seismic While Drilling)がある。水圧ハンマへの適用を前提として、従来のTSWDでは困難であった、ドリルビットの直下にパイロットセンサーを設置可能な探査システムを開発し、これを用いた実証実験を行った。その結果、切羽前方51mまでの弾性波速度の取得が可能であることを確認した。今後は、実験結果の評価,探査深度を延長した場合の有効性の検証等を進め,探査深度150mまでの適用を目指す。

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