令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(9)

座長:森田 篤(前田建設工業)

[VI-662] 削孔エネルギーを活用した新しい切羽評価点法の試み

〇長尾 裕貴1、山邉 恵太2、荒井 匠1、白井 隆裕1、大坪 宏行1、垣見 康介1、福田 毅1 (1.清水建設株式会社、2.中日本高速道路株式会社)

キーワード:削孔エネルギー、切羽評価点法、ドリルジャンボ、地山評価、切羽安全指標

一般に支保パターンの選定の中で、最も基本となるのは切羽評価点法による方法である。本提案では、切羽評価点に関連する観察項目のうち、支保の選定に大きな影響を与える項目「A.圧縮強度」「B.風化変質」「C.割目の間隔」「D.割れ目の状態」の数値区分を行う際に、ドリルジャンボの機械データを補完的に活用することを考えた。結果として、観察項目の数値区分を決定するに十分な補完情報をあたえるものであることを確認した。また、ドリルジャンボの機械データが切羽評価点法において定量的な指標となり得る可能性を示唆することを確認した。

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