Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル(9)

Chair:Atsushi Morita

[VI-664] Estimation in front region of tunnel face based on 3-D resisistivity tomography

〇Takeuchi Arata1, Kazuhisa Abe2, Shigeyuki Siiya3, Kazuhiro Kouro2 (1.Graduate School of Science and Technology,Niigata University, 2.Civil Engineering Program Niigata University, 3.Fukuda Corporation)

Keywords:Resisistivity tomography, Bayes’ theorem, Gradient method

トンネル掘削の際に,切羽前方域の地山構造を事前に把握することは,施工の安全性や経済性確保などの面で重要である.また,その構造を三次元的に把握するためには,従来の方法であるボーリング調査法に加え,それを補完する新たな手法の導入が必要となる.

そこで本研究室では,ボーリング調査法と比抵抗トモグラフィ探査法を組み合わせた,トンネル掘削と並行して行えるトンネル切羽前方探査法の開発を試みている.本研究ではこの手法を実際の現場に適用し,地山の推定を行った.

ボーリング調査と推定結果の結果を比較すると,地質の分布と推定結果の特徴が一致しており,本手法により地質分布の三次元的な推定が可能であると考えられる.

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