令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(9)

座長:森田 篤(前田建設工業)

[VI-665] 自由断面掘削機の掘削支援システムの開発

〇山本 悟1、山下 雅之1、三井 善孝1、高橋 将史2、塚田 純一3 (1.西松建設株式会社、2.ビュープラス、3.ジオマシンエンジニアリング)

キーワード:山岳トンネル、自由断面掘削機、掘削支援システム、地山評価

軟岩地山における山岳トンネル工事では、多くの場合、自由断面掘削機等を使用した機械掘削が行われる。自由断面掘削による掘削ではオペレータの目視による掘削が普通であり、設計断面線外へ掘削しすぎるような余掘りや計画線の内空側に地山が残るようなあたりがないよう、必要に応じて作業員が危険な切羽直下にて目視等で確認する必要があった。また、軟岩地山では切羽が脆弱で不安定なことも多く、支保の妥当性や切羽作業の安全性を確認するために地山性状を定量的に把握することも重要となっている。このような背景から、トンネル掘削形状管理と地山性状の定量評価をリアルタイムで実施可能な自由断面掘削機の掘削支援システムを開発した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン