令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(5)

座長:北堀 裕隆(株式会社東京建設コンサルタント)

[VI-706] DRナットを用いた床版更新工法(半断面施工)

〇吉川 真路1、川端 諭1、濱野 真彰2、内海 和仁2、橘 肇3、中村 定明4 (1.IHIインフラシステム、2.首都高速道路、3.駒井ハルテック、4.IHIインフラ建設)

キーワード:DRナット、床版更新、鋼床版、合成桁

首都高速道路は,日本の首都圏を結ぶ大動脈であることから,容易に交通規制をすることはできず,夜間1車線規制と昼間交通開放を繰り返しながら床版を更新する条件が想定される.この施工条件における都市内高速道路の床版更新工法について,単純合成鈑桁橋を対象として検討した.
 本稿では,1車線規制下における効率的な作業が可能であり,既設RC床版と新設鋼床版に段差や隙間を生じさせることがなく安全で円滑な交通を確保する構造および施工法として,2段締めナット(以下,DRナット)を用いた鋼床版化の工法について述べる.

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