[VI-708] Retrofitting method with high strength bearing bolts for fatigue cracks in the diaphragm detail located just beneath the girder bearing in steel piers
Keywords:Girder bearing in steel piers, Maintenance management, Fatigue damage, Lift up
近年,都市内高速道路で多く見られる鋼製橋脚において,主桁支点部直下に位置する横梁ダイアフラムと上フランジの溶接部に,疲労き裂の発生が数多く報告されている.本稿では,沓座端直下のダイアフラムと上フランジのすみ肉溶接ルート部から発生するき裂に着目する.このき裂は上フランジ側に進展していくことが報告されており,大きく進展した場合には支承陥落の危険性があるため,早急な補修・補強対策が必要とされている.本年度では過年度までに確立した支圧接合用高力ボルトを用いた垂直補剛材用補強工法を基に,鋼製橋脚のダイアフラムを対象とした補強部材の構造と施工方法の確立を目的として施工試験を実施した.
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