リニューアル(5)

[VI-709] Repair with splice plate and bearing type bolt for fatigue crack at diaphragm inside steel pier under bridge girder support

〇Taku Tanabe¹, Kengo Anami¹, Toshio Takebuchi², Yasushi Nagasaka³ (1.SHIBAURA INSTITUTE OF TECHNOLOGY, 2.MK Engineering,inc., 3.KAWADA INDUSTRIES, INC.)

Keywords:steel pier, under bridge girder support, fatigue damage, repair with splice plate, lift up

2支承線を受ける鋼製橋脚横梁の支点部直下において、沓座端直下のダイアフラムと上フランジの隅肉溶接ルート部から生じる疲労き裂が確認されている。そこで本研究では効果的かつ簡易的な施工による補強法の開発を目的とし、当該部位に対する支圧接合用高力ボルトを用いた当て板補強法の適用を提案する。FEM解析による当て板の構造検討では、当該溶接部近傍において上フランジ側とダイアフラム側に取り付く添接板同士が接続している構造形式が当て板には必要であることが判明した。これを基に構造決定した当て板を対象とした静的載荷試験結果から、本研究で提案している当て板補強法は当該部位の応力集中を60%程度軽減できると考えられる。