[VI-711] 鋼箱桁橋コーナープレート部の疲労損傷に対する予防保全工法の効果確認
キーワード:鋼箱桁橋、コーナープレート、疲労損傷、形状改良、予防保全、応力計測
阪神高速道路のコーナープレートを有する鋼床版箱桁橋では,コーナープレート部に多くの疲労損傷が発生している.コーナープレート部では,過去に亀裂が発生し,ガス切断による切欠き補修が施されたが,近年当該補修箇所に多数の亀裂が確認された.切欠き部の形状は施工箇所ごとに異なっており,亀裂の発生に影響を与えていると考えられる.本稿では,コーナープレート切欠き部の,切欠き形状を改良した予防保全効果ついて述べる.計測結果より,切欠き形状の改良は応力集中の緩和に有効であることを確認した.
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