[VI-712] 導電性表面材料を用いた亀裂検知センサに関する基礎検討
キーワード:構造物、亀裂検知、eテキスタイル、塩水噴霧試験
鋼橋において亀裂は部材の応力集中部に発生し、部材の座屈や破断を招く恐れがあるため重篤な変状の一つとされている。鉄道では目視による検査が定期的に実施されているが、評価が属人的になることや亀裂発生の初期段階を見落とす可能性があることから、亀裂の発生および進展を定量的にモニタリングする手法の導入が求められている。本報では省工程での設置を目的として、通常の繊維に金属線を織り込んだ繊維シートに、導電性材料を配置したセンサを開発した。同センサを実橋りょうに適用するにあたり、環境因子の遮断を目的とした封止方法を検討し、塩水噴霧試験により性能評価を行った。
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