品質管理(2)

[VI-812] Experiments of P-wave tomography using chemical grouting external pipes

〇Koji Sakamoto¹, Tsutsumi Ayato¹, Atsushi yamamoto¹, Daiki Takano², Hidenori Takahashi², Junichi Sakakibara³ (1.PENTA-OCEAN CONSTRUCTION, 2.Port and Airport Research Institute, 3.JFE Civil Engneering & Construction)

Keywords:P-wave attenuation, chemical grouting method, visualization of ground

薬液注入による改良地盤を非破壊で面的に可視化するには，弾性波の振幅減衰に着目したトモグラフィ探査（振幅減衰トモグラフィ）が有効である．しかしながら，振幅減衰トモグラフィを適用するには，改良範囲の近傍に探査孔を掘削する必要があるため，探査孔から薬液がリークし，施工品質が低下することが懸念された．そこで薬液注入用の注入外管を用いて振幅減衰トモグラフィ探査を実施した．調査の結果，弾性波の速度の違いから土層境界を推定することが可能であること，弾性波の振幅減衰から改良範囲を可視化できることを確認した．