令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(6)

座長:森 泰樹(西日本旅客鉄道)

[VI-859] 鉄道路盤陥没対策 新たな強制振動機の開発・改良

〇土田 大輔1、東ヶ崎 博文2、猪子 寛3、白石 諒太3 (1.東鉄工業、2.エステック、3.マルマテクニカ)

キーワード:強制振動、強制振動機、路盤陥没、軌道沈下、鉄道、土構造

鉄道路盤陥没による軌道沈下は列車脱線の危険性があり,それを防止することは安全安定輸送上,重要なことである.路盤状況の調査を行い,空洞やゆるみが確認された場合,強制振動を行い路盤陥没の未然防止に取り組んでいる.今回,従来の強制振動機の課題を克服するために新たな強制振動機を開発・改良した.特徴は,作業性向上として,①貫入深さ2.2~2.4mへ延長,②高さ制限装置と連動したシリンダー長さ調整機能,③カントに対応したチルト機構,④角度計による施工精度確保.安全性向上として,⑤高さ制限装置による感電事故防止機能,⑥手動でH形鋼を引き上げる緊急故障時脱出機能,⑦重機旋回時の転倒防止機能 を有している.

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