令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(1)

座長:野田 恭平(大林組)

[VI-346] 早期に脱型されるコンクリートへの特殊シートを用いた長期湿潤養生技術

佐藤 龍利2、櫻井 和人2、佐々木 忍2、髙間 孝一郎2、〇中谷 俊晴1、光山 恵生2、芦澤 良一1、渡邉 賢三1、石田 哲也3 (1.鹿島建設(株)、2.東日本高速道路(株)、3.東京大学 工学系研究科)

キーワード:透気係数、吸水速度、表面気泡、熱可塑性樹脂シート、養生、早期脱型

シールドトンネルの内部構築のコンクリート工事において,早期に脱型することが可能であればセントル台車の稼働率が上がり,現場の生産性を向上させることができる.ただし,その場合は,脱型後に湿潤養生を継続する方法が別途必要であることや,養生作業用の新たな足場が必要になること等の課題がある.筆者らは,シールドトンネル内の側壁の構築において,型枠に予め特殊シートを貼り付けておき,脱型後はコンクリート側に特殊シートを残置させる養生技術を適用することで,品質確保と生産性向上の両立を図った.本報では、シート養生の工法の概要を紹介すると共に,表層品質の向上効果を非破壊試験によって評価した結果について報告する.

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