[VI-909] 吊上げ式レール軸力測定法を用いた低温時作業時の絶対レール軸力の推定
キーワード:ロングレール、レール軸力、レール軸力測定法、中立温度
本研究ではでは,山越器,レールクランプ,ロードセル,変位計およびデータロガーにより構成した吊上げ式軸力測定装置を用いて,吊上げ荷重とレール扛上量の関係を測定するとともに,FEM解析を行い,絶対レール軸力と中立温度を推定した.結果として絶対レール軸力と中立温度は,本測定法によりそれぞれ304.3kN~341.8kNと23.4℃~24.1℃と推定され,これにより,低温時作業に伴うレール軸力の変化およびレール曲線内方への変位と,測定当時の絶対レール軸力との対応関係が明らかとなった.
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