令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(6)

座長:咲村 隆人(東海旅客鉄道)

[VI-909] 吊上げ式レール軸力測定法を用いた低温時作業時の絶対レール軸力の推定

〇三原 輝久1、玉川 新悟1、西宮 裕騎1 (1.公益財団法人 鉄道総合技術研究所)

キーワード:ロングレール、レール軸力、レール軸力測定法、中立温度

本研究ではでは,山越器,レールクランプ,ロードセル,変位計およびデータロガーにより構成した吊上げ式軸力測定装置を用いて,吊上げ荷重とレール扛上量の関係を測定するとともに,FEM解析を行い,絶対レール軸力と中立温度を推定した.結果として絶対レール軸力と中立温度は,本測定法によりそれぞれ304.3kN~341.8kNと23.4℃~24.1℃と推定され,これにより,低温時作業に伴うレール軸力の変化およびレール曲線内方への変位と,測定当時の絶対レール軸力との対応関係が明らかとなった.

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