令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(6)

座長:小澤 勇介(㈱大林組)

[VI-942] 新型セグメント継手のバネ定数

〇山口 隆一1、峯崎 晃洋1、小林 一博1、道脇 裕2 (1.IHI建材工業、2.NejiLaw)

キーワード:セグメント継手、バネ定数、引張試験、継手曲げ試験

セグメント継手を鍛造品として精度向上を図ることは現場での組立精度向上に寄与する.また,いずれの継手面でも同一形状にすることで製造管理の簡素化が可能となる.そこで鍛造することを想定して雌雄の形状の差が無い新しいセグメント継手を開発し,これまでに力学的性能を確認してきた.そこで本報告では変形性能に着目し,金具単体とアンカー筋の引張バネ定数から継手の回転バネ定数を推測し,その妥当性を確認することを目的とした.その結果,金具単体の引張バネ定数と付着応力-すべり-ひずみ構成則を用いて計算したアンカー筋の引張バネ定数から推測した継手の回転バネ定数は,実際の継手曲げ試験で得た回転バネ定数とほぼ一致した.

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