シールドトンネル(6)

[VI-945] スライドかん合式セグメント継手（水平コッター）の改良（その１~中小口径~）

〇横井 康人¹、吉田 公宏¹、高浜 達矢¹、菅野 静¹、徳田 裕至²、井上 富美久²、畑田 豊²、田中 啓一² (1.（株）大林組、2.ユニタイト（株）)

キーワード：セグメント継手、鍛造

近年のシールド工事では，内面が平滑でセグメントの位置決めと同時に組立可能なワンパスセグメントが使用されることが多く,多種多様な継手が開発されている．これまでセグメント継手は，所要の性能を確保するため複雑な形状となることから,鋳造により製作されるものが多かった．今回，水平コッター継手の金物の構造をシンプルにすることで,鍛造による製作を可能にした．本報告は，鍛造により製作した金物に対して中小口径シールドへの適用を考えた改良型水平コッター継手（D25型）の単体引張試験とRCに埋め込んだ継手曲げ試験について報告する．