Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

シールドトンネル(6)

Chair:Yusuke Ozawa

[VI-947] Development of Anchor joint for Reinforced Concrete segment

〇Yuki Kato1, Masayoshi Tsuchiya1, Kazunori Tsujimoto1 (1.Kubota Corporation)

Keywords:Reinforced concrete segment, Ring joint for segment, Anchor joint, Boltless joint, Shield tunnel

近年,大口径・大深度トンネル工事の増加に伴い,高水圧下での安全な施工及びシール材の確実な封入を目指したリング継手が求められている.そこで,過去にダクタイル鋳鉄製セグメントで実績のあるアンカージョイントを,RCセグメント用に改良し,その性能の確認及び評価を行った.本継手の特徴は①引抜時の荷重の立ち上がりが早く,確実なシールが期待できること②締結時に目開きが2~3mm残っていても引張荷重に抵抗できること③セグメントの製作誤差・施工誤差を上手く吸収できることが挙げられる.本稿ではRC供試体による引抜試験・偏心組立試験を行い,本継手が十分な引抜耐力を有し,かつ,スムーズに組み立てられることを確認した.

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