令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(3)

座長:川田 淳(大成建設)

[VI-995] 簡易に多点計測可能な振動モニタリングシステム

〇北田 健介1、田淵 哲也1、末吉 隆信1、永谷 英基1、中本 詩瑶1、鈴木 良昌2、石川 幸佑2、小林 康成2 (1.鹿島建設株式会社、2.CACH株式会社)

キーワード:振動、モニタリング、IoT、見える化、環境負荷、LPWA

簡易に多点での振動を計測できる、これまでにない振動モニタリングシステムを開発した。
従来の振動計測機と異なり、手のひらサイズで電池駆動のため多点での計測が容易で面的な振動発生状況の把握が可能である。また、デバイスがFFT解析した結果をクラウドで管理するため、いつでもどこでも現在・過去の周波数帯ごと振動加速度レベルのデータを閲覧できる。
振動の発生状況が明確化して、作業内容と照合し事前に有効な対策を講じることで、工事に伴う周辺環境が改善され、苦情等による工事遅延リスク等が回避されることを期待できる。

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