令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(3)

座長:川田 淳(大成建設)

[VI-997] 異なるメカニズムによる光への誘中防止技術の比較

〇加藤 雄大1、林 豊1、正井 洋一1、宇野 昌利1、橋本 純1、宮瀬 文裕1 (1.清水建設株式会社)

キーワード:夜間照明、誘虫性、波長、点滅周期

近年、建設工事を行う際の生態系保全への関心が高まっている。我々は工事区域だけでなく広範囲に影響を与える夜間照明に注目し。その影響を評価する技術や、影響を低減する技術を開発してきた。本報ではもともと誘虫性の低いLED照明について、照明の色と点滅周期という異なるメカニズムを用いて誘虫試験を実施し、捕獲した個体数を目レベルで分類することでそれぞれの誘虫低減効果を比較した。結果、二つのメカニズムで誘虫低減効果が大きい昆虫種が異なることが明らかになり、工事用夜間照明のように対象とする昆虫種を限定することが難しい場合は異なるメカニズムを組み合わせることが有効であると考えられる。

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