令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(10)

座長:大谷 達彦(西松建設株式会社)

[VI-672] 延長が短いトンネルでのAIを利用したトンネル切羽評価支援ツールの適用性

〇森田 篤1、小熊 登1、後藤 信男1、逵 亮太1、大久保 弘1、中山 泰紀1、小林 光1 (1.前田建設工業(株))

キーワード:AI、切羽観察、スペクトルカメラ

最近のセンシング技術やAIなど,計測データや施工時に得られるビッグデータを利活用しながら的確に地山評価を行うことでトンネル切羽のトラブルを回避できる可能性がある.しかし,複雑な地質分布ゆえに十分なデータが揃わずに施工することや,トンネル延長が短くAIの学習が進まないこともある.今回,開発した,トンネル切羽画像をAI判定し切羽観察簿を作成支援するツールを延長約200mのトンネル現場に適用し,学習データが少ない条件下における支援ツールの適用性検証を行った.結果,トンネル延長が短く,十分な教師データが無い場合でも,学習方法やモデル構築方法によっては利用できることが示唆される結果が得られた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン