令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(10)

座長:大谷 達彦(西松建設株式会社)

[VI-675] 2段階のAI分析によるトンネル地山評価システムの堆積岩地山への適用

〇邊見 涼1、笹島 和彦2、長谷川 裕員1、鳥居 敏1、淡路 動太1、中田 圭祐1 (1.清水建設株式会社、2.国土交通省近畿地方整備局串本国道維持管理出張所)

キーワード:山岳トンネル、AI、地山評価、堆積岩地山

筆者らは山岳トンネル工事において汎用性の高いAIを活用したトンネル地山評価システムの開発を進めている.本システムではディープラーニングと機械学習の2つのAI分析手法を適用することで,複数の特徴量について同時に解析でき,切羽観察時に必要な多角的な視点を再現することが可能である.今回,泥岩主体の堆積岩地山のトンネルを対象として,本システムを用いて切羽評価項目9項目について判定を行った.その結果,評価点はおおむね一致したが一部点数の乖離が見られた.より切羽評価区分の評価視点にそった特徴量を用いることでこの課題は解決できると考えられる.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン