令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(6)

座長:牧野 徹(大日コンサルタント株式会社)

[VI-719] 交通荷重と材料劣化が複合したRC床版の損傷状態に関する一考察

〇高野 真史1、片野 洋輔2、石橋 健作1、小保田 剛規2 (1.中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、2.中日本高速道路)

キーワード:鉄筋コンクリート床版、維持管理、調査、複合劣化

道路橋RC床版の損傷は、「大型車両の繰り返し走行による疲労損傷」と「建設地域の環境条件による損傷」に大別される。ただし、交通荷重(累積10t換算軸重)による損傷が顕著となる3,000万軸以下、含有塩分量が1.2kg/m3以下の路線においてもRC床板の損傷を受けており、RC床板取換工事の対象となった橋梁が数多くあることが報告されている。このようなRC床板の損傷は、通常の損傷進行プロセスとは異なると考えられていることから、損傷状況を明らかにするための基礎調査結果について報告する。

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