令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(1)

座長:野田 恭平(大林組)

[VI-353] ハンチ部における表層品質の向上効果に関する実験的検討

〇芦澤 良一1、柳井 修司1、関 春彦1、高木 英知1、向 俊成1、横関 康祐2 (1.鹿島建設株式会社、2.東洋大学)

キーワード:ハンチ、沈みひび割れ、表面気泡、表面吸水速度、透水性シート

底版のハンチなど,型枠に傾斜のある部位ではブリーディングに伴う水みちや表面気泡などの発生により品質が低下しやすい.こうした部位の表層品質を向上する方法として,せき板に透水性シートを貼付する方法が挙げられる.透水性シートについては数種類のシートが市販されているが,これらの効果を同じ条件下で評価した事例は少ない.そこで,ハンチ部を模擬した実大規模の試験体に3種類の透水性シートを適用し,表層品質の向上効果を評価した.その結果,ハンチの沈みひび割れが抑制され,表面気泡の低減や水密性の向上など表層品質が向上することが確認された.

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