令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(7)

座長:堀 雄一郎(東日本旅客鉄道)

[VI-869] セメントアスファルトモルタルの疲労破壊抵抗性評価方法の一検討

〇渡辺 晃平1、永原 篤1、山本 幸亮1 (1.東亜道路工業株式会社)

キーワード:CAモルタル、疲労破壊、スラブ軌道補修

スラブ軌道を支持するてん充層には,施工効率や保守のしやすさからセメントアスファルトモルタル(以下,CAM)が適用されている.近年,寒冷地域においてCAMの凍害破損が報告されている.この凍害破損は,凍結融解や走行列車輪重の繰返し作用など複合的な要因によりCAM内部に微細なひび割れが生じ,破損の進行が促進されると考えられる.CAM開発時より耐ひび割れ性に関する検討では,曲げ試験等により評価されてきているが,繰り返し生じる負荷を考慮することでより実態に近い評価ができると考えた.本報告では,各種CAMが繰り返し載荷を受けた場合の疲労破壊抵抗性に関する評価結果について述べる.

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