[VII-16] 嫌気条件下におけるポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールの分解特性の評価
キーワード:高分子化合物、UASBリアクター、嫌気性分解
PEGとPPGは難分解性であり、標準活性汚泥法による処理が困難である。一方、過去の研究ではPEG等の水系ポリマーが嫌気微生物によって分解されていることが報告されている。本研究では分子量とPEG/PPGの異なる水系ポリマーを用いて回分試験及び連続処理実験を行った。回分試験を行った結果、分子量に関わらずPEG比が高い水系ポリマーのメタン生成量が多いことが判明した。連続処理実験を行った結果、PEG比が高い水系ポリマーのCOD除去率が高いことが判明した。一方、PPG比の高い水系ポリマーはBOD値がinf.よりeff.の値が高いことから生分解性の有機物が生成されることが示唆された。
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