振動・大気環境

[VII-110] Study on the effects of airborne substances on Japan in consideration of global warming and future changes

〇Ryutaro Metaka¹ (1.Hosei University)

Keywords:Airborne matter, WRFchem, Transboundary pollution, East Asia, SOM

近年、東アジアに急速な経済発展に伴い、工場等から排出される大気浮遊物質が大幅に増加し、我が国にも大きな影響を与える可能性が懸念されています。そこで、本研究では、日本各地の大気環境の将来変化を明らかにすることを目的に、WRFchemを使用し、移流拡散シミュレーションを行い、大気浮遊物質が日本にどのような影響を与えるかについて地域別に解析・評価を行いました。大気浮遊物質の解析対象はSO2とPM2.5です。解析の結果、日本の8地域において、SO2では、3地点、PM2.5では、4地点において、将来増加する可能性が示唆されました。