[VII-12] 環境DNA を用いた外来種ウチダザリガニの分布特性の把握
キーワード:環境DNA、プライマー、ウチダザリガニ、外来種、主成分分析
環境DNAとは、生体外に放出されて水中に存在しているDNAの総称であり、皮膚片、粘液や排泄物などに由来すると考えられている。試料水の中に含まれるDNAを調べることでどのような種が調査地域に存在するかを把握することが可能である。外来種ウチダザリガニは、在来種ニホンザリガニの生息する北海道において分布を拡大している。このため、ニホンザリガニ及びウチダザリガニ両種の生息域の関係を把握することが重要である。本稿では、阿寒湖に流入する河川において在来種のニホンザリガニと1970年代に阿寒湖に導入されたウチダザリガニを対象とし、環境DNAと捕獲による分布調査を実施した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン