[VII-15] 沖縄県西表島の国立公園内の津波避難路整備事業における環境配慮プロセス
キーワード:津波避難施設、環境配慮、自然環境調査、ルート検討、実施設計、施工監理
国立公園内かつ天然記念物(国指定文化財)に近接する沖縄県八重山郡竹富町字西表の干立地区において、自然環境に配慮した避難路整備事業を実施した。概略設計段階では、現地状況を踏まえて避難ルートの複数案比較や避難路構造の検討を行った。実施設計段階では、周辺環境への配慮を念頭に細部の調整を行った。施工段階では、施工箇所周辺の樹木に対するモニタリング等を行い、現地の状況に応じて構造を再検討し柔軟に対応するなど、調査・設計・施工を通し一貫して環境配慮に努めた。その結果、施工前に実施した自然環境調査において避難ルート周辺で確認された重要種の多くが、施工後に実施した自然環境モニタリング調査で再確認された。
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