Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VII部門

廃棄物の処理・処分・有効利用技術(1)

Chair:Keisuke Kojima

[VII-52] Development of neutralization apparatus using small bubble

〇Shu Kobayashi1, Yuka Yoshida2, Kenichi Tahara3 (1.IHI Construction Service, 2.IHI, 3.IHI Inspection & Instrumentation)

Keywords:Alkaline wastewater, Neutralization, Carbon dioxide gas, Small bubble

土木構造物の補修補強工事では,コンクリート部材の切断などに際して汚濁水が発生する。この汚濁水は水タンクなどに集められ,処理業者による回収あるいは汚濁物沈殿後に強アルカリ水である上澄水を中和し,水質汚濁防止法などの排出基準を満足することを確認したうえで排水される。アルカリ廃水の中和処理には炭酸ガスあるいは希硫酸が用いられるのが一般的であるが,炭酸ガスは希硫酸に比べて扱いやすく,装置が小型であることから施工現場への適用性が高い。今回,微細気泡技術を炭酸ガスによる中和処理に活用することにより炭酸ガス使用量の削減,これによる環境負荷の低減を目的としてその効果と工場,施工現場への適用性を検証した。

Please log in with your participant account.
» Participant Log In