Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VII部門

廃棄物の処理・処分・有効利用技術(1)

Chair:Keisuke Kojima

[VII-56] Study of an analysis method for the disposal of coating film related contaminants whichinclude PCB waste.

〇TETSUO MASAKADO1, Naoki Iwata2, Takuro Matsubara3, Kazuki Yamamoto3, Yusuke Hosoi3, Masanori Sumi1, Kazuma Takimoto1 (1.Japan Engineering, 2.Shimadzu Techno-Research, 3.Metropolitan expressway)

Keywords:Repainting, coating film removal, Hazardous substance, PCB, waste, analysis method

環境省より「高濃度ポリ塩化ビフェニル含有塗膜の調査について」が示され、PCB廃棄物の適正処理に
伴う工事費用の増大が予測される。発生する廃棄物量は、PCB濃度の調査結果から43000tと多くが
想定される。廃棄物には、塗膜以外に関連した汚染物(防護服や靴カバー、養生シート)も多く含ま
れており、これらに関しても適正処理が求められる。今回は、その正確な調査方法について検討を
行った。汚染物において、PCB廃棄物基準を下回るものも存在し、これらを分別することで処理費用を
削減することも期待できた。ただし、汚染物ごとの濃度バラつきがあるため、適切な調査頻度による
PCB濃度測定が重要と考えられる。

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