水質浄化・土壌浄化

[VII-71] Drainage board setting test on plastic board drain method aimed at spilt oil recovery

〇Junichi Kawabata¹, Hisatomo Fukui¹, Keisuke Ota¹, Tatushi Kawai¹, Maiko Kawano¹, Seiji Otuka¹, Masaya Minari², Yuya Koyanagi² (1.Kajima Corporation, 2.Kinjo Rubber co., ltd.)

Keywords:Spilt oil recovery, Plastic board drain method, Drainage board setting

筆者らは、地盤中に油が浸透したサイトにおいて、プラスチックドレーン材による地盤中の油の効率的な回収技術について開発を行ってきた。ドレーン工法は、従来、軟弱地盤の圧密促進工法として採用されるケースが多く、この場合、専用の大型打設機械と専用ケーシングを用いて、軟弱地盤の更地にドレーン材の打設が行われる。一方、油の回収を目的としてドレーン工法を採用する場合、適用地盤のN値が大きなケースや、工場等の敷地内で振動の少ない施工を求められるケースなども想定される。本報では、このような場合を対象として油回収を目的としたドレーン材の効率的な打設方法について検討を行った結果を報告する。