令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

バイオレメディエーション(1)

座長:河合 達司(鹿島建設)

[VII-77] Dehalococcoides属細菌UCH007株の汚染帯水層への導入方法の検討

〇高畑 陽1、伊藤 雅子1、内野 佳仁2、山副 敦司2 (1.大成建設株式会社、2.製品評価技術基盤機構)

キーワード:大量培養、菌液注入、嫌気性細菌、バイオオーグメンテーション、Dehalococcoides 属細菌

塩素化エチレン類で汚染されている帯水層に浄化材を供給して地盤内に存在する嫌気性の脱塩素細菌を活性化させる浄化技術が広く普及しているが,浄化期間が長期化することが課題となっている。浄化期間を短縮するためDehalococcoides属細菌を地盤に導入する浄化技術が国内で進められている。

 筆者らは,市販品を改造した密閉容器を用いてDehalococcoides属細菌UCH007株を嫌気的に培養し、短期間に施工可能な打込み式注入管と安価なPSA方式の窒素ガス発生装置を用いてUCH007株の培養液を汚染帯水層に安価かつ簡単に導入する方法を実証試験により確認した。

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