重金属除去技術

[VII-101] Removal Characteristics of naturally occurring arsenic contaminated in water by iron-carbon composite material

〇Toshihiro Hoaki¹, Takurou Satou¹, Katsuhiro Yamada², Toshiaki Miyanaga² (1.National Institute of Technology, Oita College, 2.Nippon Steel Chemical & Material Co., Ltd)

Keywords:iron-carbon composite material, arsenic, heavy metal contamination, adsorption removal, natural origin, volcanic ash

硫黄山が噴火し, 火山灰に含まれたヒ素が大量に周辺に噴出し近隣田畑を汚染した. その為, 周辺水田は未だに閉鎖している.また,建設工事で発生する自然由来の重金属汚染も社会問題となっている．一方, 産業界では3Rの一環として, 製造プロセスで発生する産業副産物の有効利用法が求められている. 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社は, 製鉄プロセスから排出される鉄くずと炭素を原材料とした炭素鉄複合材を開発した.そこで, 本研究では,この炭素鉄複合材を用いて,水域に汚染されたヒ素の吸着除去材料としての性能特性について検討した.