第23回応用力学シンポジウム

講演情報

ショートプレゼン

ショートプレゼン1

2020年5月16日(土) 10:40 〜 11:45 G会場 (G)

[P01-05] 竹の種別による形状の違いと共通性に関する考察

*柳井 駿斗1、亀山 侑平1、島 弘幸2、井上 昭夫3、佐藤 太裕1 (1. 北海道大学、2. 山梨大学、3. 近畿大学)

キーワード:竹、生物形態形態模倣

著者らは植物模倣科学の観点からの研究において,中空円筒構造を有する竹の中でもモウソウチクを対象に,適切な維管束配列が曲げ剛性を上昇させていること,竹の「節」が曲げに対する抵抗を高めていることを明らかにしてきた.これらの研究で対象としたモウソウチク以外にも竹の種類は多く存在するが,中空構造であり,節を有する点は竹に共通する特性である.しかし,竹は種別で平均高さや形状などが異なっている.我々は,種別で異なる形状でも,共通する力学的性質が存在するならば,それは竹が成長し,自身を支える上で構造的に重要な要因であると考えた.そこで本研究では,竹の種別による形状についての詳細な考察を目的とする.具体的にはマダケ属に分類される5種で寸法を計測した結果から,形状に関する構造力学的な相違性および共通性を見出すことを試みた.結果として本研究で定めた相対細長比,相対体積という量が5種で一致することがわかった.