[S02C-04] 擬似射影子法に基づく半無限弾性体中の点散乱源の位置同定のための
Kirchhoff migration
キーワード:キルヒホッフミグレーション、時間反転、グリーン関数の正規化、擬似射影子、散乱テンソル、遠方場演算子
Kirchhoff migration は散乱源の位置同定のためによ
く用いられる手法である.しかしながら,この方法では
加振センサーグリッド近傍で位置同定のための特性関数
の値は過大評価され,逆に遠方では過小評価される場合
もある .そこで,本研究は Green 関数の正規化なら
びに著者の一人が展開してきた擬似射影子法 を適用
することで,こうした特性関数の問題を解決できるかど
うか,その可能性を検証することを目的とする.
本論文では Kirchhoff migration の解析精度向上のた
めにいくつかの検討を行った.Imaging 関数における
Green 関数ベクトルの正規化や,擬似射影子の使用はそ
れぞれ解析結果の精度向上に効果があることが分かった.
く用いられる手法である.しかしながら,この方法では
加振センサーグリッド近傍で位置同定のための特性関数
の値は過大評価され,逆に遠方では過小評価される場合
もある .そこで,本研究は Green 関数の正規化なら
びに著者の一人が展開してきた擬似射影子法 を適用
することで,こうした特性関数の問題を解決できるかど
うか,その可能性を検証することを目的とする.
本論文では Kirchhoff migration の解析精度向上のた
めにいくつかの検討を行った.Imaging 関数における
Green 関数ベクトルの正規化や,擬似射影子の使用はそ
れぞれ解析結果の精度向上に効果があることが分かった.