[S03B-01] 数値解析と振動台実験による無筋コンクリート橋脚の地震時破壊メカニズム分析
キーワード:破壊メカニズム分析、有限要素法、無筋コンクリート橋脚、振動台実験
現在でも,全国に無筋コンクリート橋脚を有する在来鉄道が多数存在し,地震時に被害が発生している.典型的な被害形態は,打継目での水平ずれと,打継目下部コンクリートの破壊である.打継目上部は破壊せず,打継目下部だけが破壊する現象が知られているが,そのメカニズムは未だ解明されていない.本研究では,有限要素法を用いて打継目上下に作用する応力状態を解析し,無筋コンクリート橋脚の破壊メカニズムを解明した.また,振動台実験により解明した現象を確認した.