第二部門：計算力学（D）

[S02D-05] Treatment of Velocity Constraint and Rigid body Region in Rigid-Plastic Finite Element Method

*Yuki Yamakuri Yamakuri¹, Shun-ichi Kobayashi¹, Jun Saito² (1. Kanazawa University, 2. Kyoto University)

Keywords:Rigid-Plastic Finite Element Method, Velocity Constraint, Rigid body Region, Bearing capacity Problem, Inclined load

地盤工学における剛塑性有限要素法は，支持力問題や斜面の安定問題，土圧問題の汎用的数値解析手法と位置付けられる．著者らはこれまでに，補強土の支持力問題を3次元剛塑性有限要素法で解くために，速度場に関する制約条件を用いて，ジオテキスタイルなどの面上補強材を表現する剛塑性モデルを提案してきた．本稿では，同様の方法で，基礎構造物の剛な基礎などの剛体領域を表現する剛塑性モデルを提案し，議論する．また提案モデルの性能を説明するために，粘性土地盤上の中心傾斜荷重を受ける正方形基礎の支持力解析を実施した．これらについて報告する．