第25回応用力学シンポジウム

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Regular Session

General Session (3.Mechanics of materials and complex phenomena)

第3部門③

Sat. May 28, 2022 3:30 PM - 4:45 PM Meeting room C (Online)

座長:上田 尚史(関西大学)

4:15 PM - 4:30 PM

[2C21-25-04] Study on deformation behavior of temporary pier structure with fuse mechanism

*Minoru Sekiguchi1, Kaoru Kobayashi1, Nozomu Taniguchi2 (1. JR East Japan Consultants Company, 2. Nihon University)

Keywords:Temporary piers, seismic design, longer period

仮橋脚は,一般に仮設構造物で,本設構造物施工中の代替設備として設置される。仮橋脚構造は,柱部材にはH型鋼,横つなぎ材やブレース材に溝形鋼,L型鋼などが用いられる場合が多い.仮橋脚構造は,本設構造物の工事が完了すると撤去される場合がほとんどである.このため,使用期間が短いことを反映した耐震設計が行われるのがほとんどである.しかしながら,近年の地震発生状況を考えると大きな地震が続けて起きる場合もあり,2016年の熊本地震がその典型的な事例と考えられる.本検討では,仮橋脚構造にヒューズ機構を取付けることで,L1レベル地震動程度で設計していても,L2レベル地震動のような大規模地震に対してヒューズ機構が作動し,落橋等の重大な被害を防止するための構造検討を行ったものである.