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[11001-05-01] トポロジー導関数を用いた定量的非破壊評価のための LASSO によるクラック決定(シンポジウム講演概要)
キーワード:LASSO、クラック決定、境界要素法
本研究では、2次元散乱波動場でのトポロジー導関数を用いた定量的非破壊評価への応用を意識し、圧縮センシングの代表的な手法であるLASSOを用いて、2 次元無限領域に存在するクラックの位置を決定する問題を考える。向きがバラバラで候補クラックがある程度離れた位置にある場合や候補クラックの 向きが酷似し間隔が近い場合のいずれにおいても、候補クラックが1 つずつ存在していると仮定して影響係数を求めることでクラックの位置を決定することができた。一方で、候補クラックが全て存在していると仮定して影響係数を求める場合、候補クラックの向きが酷似し間隔が近い場合は正解クラックの決定は困難であった。