第26回応用力学シンポジウム

講演情報

一般セッション

一般セッション(第一部門:物理数学力学問題 ー物理現象のモデル化から逆問題までー)

第1部門②

2023年5月27日(土) 10:10 〜 11:25 A会場 (6号館 4階 6410室)

座長:西尾 真由子(筑波大学)

10:40 〜 10:55

[11006-10-03] 面外方向載荷を受けるひし形金網の力学的相似に関する実験的検討 (シンポジウム講演概要)

*手嶋 良祐2,1、別府 万寿博2、市野 宏嘉2 (1. ベルテクス株式会社、2. 防衛大学校)

キーワード:模型実験、ひし形金網、落石防護柵、荷重-変位関係、弾塑性変位、相似則、レプリカ則、面外載荷実験

落石を受けるひし形金網を用いた落石防護柵の応答を模型実験により検証することは,費用対効果の高い方法である.著者らは、衝撃荷重を受ける弾塑性梁を対象に、実規模構造物の弾塑性変位を模型実験により推定する方法を提案してきたが、ひし形金網の変形性能は一般的な弾塑性体とは大きく異なるため、提案した方法を適用することはできない。本研究は、ひし形金網を用いた面外荷重実験結果に基づき、荷重-変位関係の力学的相似性を検討し、レプリカ則の適用性が高いことを確認したものである。