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[21006-11-03] タンクモデルによる鉛直1次元不飽和浸透特性の再現性評価(シンポジウム講演概要)
キーワード:タンクモデル、遺伝的アルゴリズム、最適化
本研究では,パウエルの共役方向法(パウエル法)と遺伝的アルゴリズムによるランダムサーチ法(GA法)を用いて,上段から下段への浸透率が一定であるタンクモデル(菅原モデル)と,浸透率が貯留高の変動に伴って変化するタンクモデル(青木・日置モデル)の各定数について最適化を行い,両タンクモデルによる鉛直1次元不飽和浸透特性の再現性評価を試みた.その結果,パウエル法よりもGA法の方が再現精度の高いタンクモデル定数を得られること,菅原モデルよりも青木・日置モデルの方が高い精度で鉛直1次元不飽和浸透特性を再現できることが明らかとなった.