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[21012-15-04] Practical use of numerical method for decision of counterplan of highspeed railway track (Proceedings of Symposium on Applied Mechanics)
Keywords:Railway, Ballasted Track, Residual Settlement, Ballast Renewal, Speed Up, Tamping, Discrete Element Method, Simulation
高速鉄道における保線計画策定を目的とし、定量的精度が検証済の離散体モデルを用いて,車両走行速度と道床バラスト層の締固め度が道床沈下に与える影響を検証した。また、道床交換時の最適なタンピング作業について検証した結果、以下の知見が得られた。 1、道床バラスト層の密度1.50g/cm3、1.60g/cm3、1.67g/cm3の3通りの解析モデルを用いて、時速160km/hと210km/hの列車走行荷重下における沈下進みを比較した結果、走行速度による差は、密度が最も高いモデルで0.00003mm、密度が最も低いモデルで0.0008mmだった。 2、道床交換時の砕石投入からタンピングのプロセスを再現し、まくらぎ下の密度変化を観察した結果、20秒後に1.63g/cm3となった後、それ以上向上しないことが示された。 3、以上より、道床交換時のタンピング作業について、5秒間を4セット実施することを提案した。