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[22001-06-04] 有限要素法による音場解析手法の構築とその可聴化 (シンポジウム講演概要)
キーワード:有限要素法、インパルス応答解析、騒音問題、可聴化、VRシステム
本論文は,任意形状への適用性に優れ,有限要素法に対してインパルス応答解析に基づく音場解析手法の構築を行ったものである.開境界処理には高精度な吸収が可能なPML法を用いる.また,移動音源問題に適用するため時変畳み込み演算を使用し,実際の音源解析を使用した場合の解析結果と比較を行った.また,複数の移動音源を考慮した交通騒音シミュレーションシステムをHMD(ヘッドマウントディスプレイ)により構築した.さらにVR空間に正しい音場の再現が行えていているかを確認するため,HMDの録音機能を用いた測定結果と計算結果と比較を行った.