第26回応用力学シンポジウム

講演情報

共通セッション

企画セッション(数値解析の検証と妥当性確認(V&V)、不確かさ評価)

企画セッション(数値解析の検証と妥当性確認(V&V)、不確かさ評価)②

2023年5月28日(日) 12:40 〜 14:25 B会場 (6号館 4階 6418室)

座長:西尾 真由子(筑波大学)

13:40 〜 13:55

[22013-19-05] V&Vプロセスの実施に向けた木材の材料試験に対する妥当性評価(シンポジウム講演概要)

*棗田 智香子1、福谷 勇輝1、谷田 紗音1、高橋 由佳1、増田 悠星1、松井 和己1、倉田 和幸2、三浦 孝広3、都筑 新4、山本 剛大5、杉山 裕文6、渡邉 大7、呂 学龍1、山田 貴博1 (1. 横浜国立大学、2. テルモ株式会社、3. サイバネットシステム株式会社、4. ダッソー・システムズ株式会社、5. 広島大学、6. 山梨大学、7. 芝浦工業大学)

キーワード:V&V、妥当性評価、不確かさ、材料試験、木材

本研究では,木材製品のV&Vの最下層としてシミュレーションで用いる木材のヤング係数を縦圧縮試験(木目に平行方向の圧縮)・横圧縮試験(木目に直交方向の圧縮),曲げ試験から求める.実験で得られる材料定数のばらつきは材料特性そのもののばらつきのみであることが理想であるが,実際には試験片形状の違いや治具との摩擦による影響が含まれる可能性がある.特に本研究で対象とする材料は異方性があり材料自身のばらつきが大きい木材であるため,それらの影響を極力排除,あるいは適切に評価することが重要である.本発表では,まずは等方で均質な材料と考えられるポリアセタール材を用いて予備実験を実施し,材料試験方法の妥当性を確認する.