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[23001-06-05] 越流礫による透過型砂防堰堤の損傷要因分析に関する研究(シンポジウム講演概要)
キーワード:個別要素法、越流礫、断面分割法
本研究では,個別要素法を用いて実際の被害事例を参考に、実規模で被害要因を検討する.解析の条件は、現地調査での被害要因の分析と、現地調査で得られた礫径に基づいて決定した。 解析モデルは、越流礫衝突時の初期条件の違いによって部材が損傷するかを検証した。 その結果、透過型砂防堰堤の天端から下流の斜材まで自由落下するケースでは最大礫径 5.0 m を用いた場合に継手に損傷を与えることがわかった.