第26回応用力学シンポジウム

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Regular Session

General Session (3.Mechanics of materials and complex phenomena)

第3部門④

Sun. May 28, 2023 10:10 AM - 11:40 AM C (6号館 4階 6426室)

座長:中井 健太郎(名古屋大学)

10:25 AM - 10:40 AM

[23007-12-02] Bearing Capacity Characteristics of Circular Foundation Subjected to an In-Plane Inclined Load(Proceedings of Symposium on Applied Mechanics)

*Tomoki Tanaka1, Yuki Yamakuri1, Shun-ichi Kobayashi1, Xi Xiong1 (1. Kanazawa University)

Keywords:circular foundation, bearing capacity, rigid plastic finite element method

基礎構造物の設計の際には地盤の極限支持力を適切に評価する必要がある.実務では計算コストの低さから,Terzaghiの支持力式の2次元解を経験的に3次元に拡張した設計式が用いられている.また,基礎構造物には,上部構造物の自重に加えて,風や波による荷重など,傾斜,偏心を組合せた荷重が作用する.このような複雑な荷重条件を取り扱うためには,3次元の数値解析が有効である.本稿では,円形基礎に対する傾斜荷重の支持力問題を取り上げ,3次元剛塑性有限要素法による支持力解析を行った.その結果,内部摩擦角に関わらず傾斜角20度まで支持力破壊モードが支配的であること,傾斜角20度以降では基礎の滑動破壊モードが発生することがわかった.また,基礎形状の影響を確認するために円形基礎と正方形基礎の比較を行った結果,両者に大きな差は見られなかった.