第26回応用力学シンポジウム

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Regular Session

General Session (3.Mechanics of materials and complex phenomena)

第3部門④

Sun. May 28, 2023 10:10 AM - 11:40 AM C (6号館 4階 6426室)

座長:中井 健太郎(名古屋大学)

10:40 AM - 10:55 AM

[23007-12-03] Evaluation of Particle Arrangement and Contact Force in Intermediate Skeleton Structure of Binary Granular Mixture Based on DEM (Proceedings of Symposium on Applied Mechanics)

*Masato TAUE1, Yukio NAKATA1, Shintaro KAJIYAMA2 (1. Yamaguchi University, 2. Yamanashi University)

Keywords:DEM, Angle of Repose, Contact Force

大粒子と小粒子の二種粒子で構成される二種混合体は,大粒子含有率によって性質が変化する.大粒子含有率が低く,性質の主体が小粒子である構造は「小粒子骨格構造」,大粒子含有率が高く,性質の主体が大粒子である構造は「大粒子骨格構造」,それらの間に位置し,大粒子含有率によって性質が変化する骨格構造は「中間骨格構造」と定義される.著者らはこれまで,中間骨格構造に与える大粒子の粒子特性の影響を,安息角実験で評価している.
本研究では,中間骨格構造における微視的力学状態を把握するために,DEMを用いて安息角実験の再現解析を実施し,大粒子の配置,接点力,接点ベクトルについての考察を行った.その結果,中間骨格構造では,大粒子間の距離が水平方向に比べて,鉛直方向に小さいこと.小粒子のみでは生じない強い接点力が,小粒子に発生し,最大主応力方向である鉛直方向に発達することが,明らかになった.