第３部門⑤

[23013-17-01] 予め存在する欠陥を持つコンクリートの破壊性能評価におけるデジタル画像相関メトリックスに基づく評価（シンポジウム講演概要）

*Morozova Nadezhda¹、柴野 一真¹、島本 由麻²、鈴木 哲也¹ (1. 新潟大学、2. 東京農工大学)

キーワード：圧縮応力場、ひび割れ伝播、コンクリートの損傷

本研究では、材料内の非破壊的なひずみモニタリングを可能にするDIC技術を用いて、欠陥がコンクリートの破壊性能に与える影響の解析を行った。ひずみと変位というメトリックスを選択し、予め存在する欠陥を持つコンクリートの破壊性能とその材料挙動に対する影響を特徴付けた。計測は、同じ応力場に位置し、規則的な距離で離れた9箇所で行われた。解析結果により、優勢な変形、その位置、タイプ、および深刻度が整理できることが分かった。これは、コンクリート構造物の完全性を維持するのに役立つ。