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[23013-17-05] 接触挙動を考慮したRBSMによるコンクリート構造のひび割れ進展・倒壊 シミュレーション(シンポジウム講演概要)
キーワード:RBSM、ひび割れ進展、倒壊シミュレーション、幾何学的非線形性
コンクリート構造物の崩壊挙動を正確に再現するために、幾何学的非線形性を考慮して要素間ネットワークを更新するアルゴリズムをRBSMに導入する。具体的には、ボロノイ多面体要素上に複数の接触決定球を配置し、新たに接触と判定された要素間にティモシェンコはり要素を配置することで、新しいネットワークを構築した。これにより、コンクリート構造物の数値シミュレーションにおいて、従来のRBSMでは再現できなかった大変位・大回転挙動後の接触現象を再現することができる。