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[23018-22-01] 熱収支解析を援用した赤外線画像によるコンクリートの損傷推定 (シンポジウム講演概要)
キーワード:熱収支解析、赤外線画像、コンクリート
コンクリート内の損傷に起因する熱異常を検出する赤外線サーモグラフィ法はコンクリート構造物の診断に有用な手法である.赤外線画像で得られる熱異常は供用環境や天候により検出特性が異なることが知られている.本検討では,日射,風速,気温の気象条件,内部損傷による熱伝導特性と表面温度の関係を熱収支解析によって明らかにした.熱収支モデルによりコンクリートの表面温度トレンドを高精度で再現可能であることが確認された.内部欠陥の位置と厚さが表面温度トレンドに及ぼす影響を考察した.得られた熱収支モデルを援用し,実構造物で得られた赤外線画像による表面温度トレンドにて検証した.