第26回応用力学シンポジウム

講演情報

一般セッション

一般セッション(第五部門:応用数理問題―計算機科学から社会科学まで)

第5部門①

2023年5月28日(日) 08:30 〜 10:00 D会場 (6号館 3階 6309室)

座長:本田 利器(東京大学)

09:00 〜 09:15

[24001-06-03] 多径間ゲルバー鋼鈑桁橋における全橋および中間ヒンジ構造のFEモデリング(シンポジウム講演概要)

平岡 葵1、*林 厳1、山口 隆司1 (1. 大阪公立大学)

キーワード:ゲルバー鋼鈑桁橋、FEモデリング、振動特性、静的応答

橋梁の修繕や架替えの意思決定を行うため,FEA(Finite Element Analysis)による構造解析は重要な役割をもつ.一方,解析技術者によって結果にばらつきが生じるため,各種橋梁形式に対してFE モデリング手法の検証を行うことが重要となる.本研究では,ゲルバー鋼鈑桁橋を対象に橋梁全体および中間ヒンジ部の モデリング手法について検討した.その結果,ヒンジ支承を簡易的にモデル化しても,固有振動数および鉛直変位のみならず回転中心・応力性状まで再現できる方法を提案した.また,橋梁全体では,はり要素を用いると高次の振動モードに影響を及ぼすことがわかった.